男子高校生ギークの枕中記

ギーク/オタクの男子高校生のブログです。趣味は映画鑑賞。

『ベイビー・ドライバー』映画って、物語っていいよね。

好候。士郎です。『ベイビー・ドライバー』観ました。

 

 わるいやつらを、イカしたドライビングで逃してきた、逃し屋の主人公"ベイビー"(アンセル・エルゴート)。逃し屋を辞めて、行きつけのダイナーの可愛い店員、デボラ(リリー・ジェイムズ)といい感じになってたのに、前のボス "ドック"(ケヴィン・スペイシー)から復帰しろって脅されたベイビー....。

 

最後の一仕事、頑張るぞベイビー!(ここが大変)

 

 

 はい、こんな感じ。あらすじとしては単純ですが、実際は中々歪な作りでした。良い感じに言えば、緩急がある。ベイビーが音楽、デボラ、里親と幸せそうにしている日常的パートと、ベイビーがストイックにこなす任務や、犯罪者が何を起こすか分からない緊張が走る逃し屋パート。まさにブレーキとアクセルのように(どやぁ)緩急が意識されます。

 

 ええと、良い言い方で「緩急がある」と表現しましたが、多くの人は「歪である」と感じると思います。僕も「歪である」という感覚のほうが強いです。けれど、それを気にさせないような魅力が、この映画にあるんですね。

 

 それすなわち、「綿密に練り込まれた複数の要素」です。メインの”カーアクションモノ”としてのアクション・シークエンスは勿論のこと、音楽モノ、ラブロマンスモノの要素・シーンも素晴らしかったんです。予想だにしてませんでしたよ。これがあれば、誰が観ても楽しめるんじゃないかな。やっぱいい映画です。

 

 音楽モノ。

カーアクションと関連してきます。主人公・ベイビー、幼い頃に遭った事故で、常に耳鳴りがするようになってしまったんです。それを掻き消すのが、イヤホンや大音量のスピーカーで聴く、”音楽”。逃し屋任務中も聴きながら。

 その音楽に合わせてアクションが繰り広げられるわけです。音楽が流れる!!!ジャンジャカ!ジャンジャカ!

音楽に合わせて銃声が響く!!!ドン!ドン!ドン!

音楽に合わせてエンジンが唸る!!!ヴォオオゥゥウンンン!!!

音楽に合わせて衝突!!!グヮシャァァン!!!

 こういうのは、たまに出てくる手法ですよね。ワンシーンだけとかで、ちょっと嬉しくなっちゃう演出で。それが全編ぶっ通しでやっちゃった『ベイビー・ドライバー』。過剰摂取になるかと思いきやね、ずーーーっと嬉しさ続いてたんですわ、これが。アドレナリンがドバァ。車と銃がね、音楽にノッて、踊ってたんですよ....。ゆめをみていた....カーチェイスラ・ラ・ランドってこういうことぉ....。

 

 ラブロマンスモノ。

ロマンス要素が出てくるのを知りませんでした、僕。デボラ初登場時「あー、カーアクションに振り切らないのー」ってなってた僕にグーパンですよ思いッきり。なかなかいいラブストーリー紡いでくんですよ、二人が。多幸感溢るる恋愛でね...。

 犯罪に加担していることを隠すベイビーと、無口でミステリアスな彼を受け止めるデボラ。ベイビーが逃し屋を辞めてからは順調っぽかったんですけど....。最後の仕事の準備始めてからは、犯罪と二人のロマンスが近づいていく....この緊張感、サブプロット(という扱いでいいのかな)としても最高でした。

 何より、デボラ役のリリー・ジェイムズが美人さんでね。

仕草一つ一つがもう、可愛らしいんです....。


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 右:主人公"ベイビー"(アンセル・エルゴート)

左:デボラ(リリー・ジェイムズ)

 

 あと、両親を事故で失ったベイビーの里親であるジョセフ(CJ・ジョーンズ)との、二人の生活も良い要素でした。ジョセフはもう高齢で、尚且つ耳と足が不自由なので、ベイビーが彼を介護しています。終盤、そんなジョセフへのベイビーの行動で大号泣しましたわ....。

 

 はい、なんかとっ散らかりましたね。とりあえず、面白いです。この映画。純粋に、面白い。映画って素晴らしい。そんなことを思わせてくれる傑作です、『ベイビー・ドライバー』!

 

以上、士郎でした。

 

ベイビー・ドライバー』★★★★(4/4)