男子高校生の枕中記

カルチャーに触れる男子高校生のブログです。映画とか、内面とか。

映画『ちはやふる -結び-』と上の句、下の句。

どうも、好候。です。

映画『ちはやふる』未鑑賞者向けではないので注意。

この1週間で上の句、下の句、スピンオフ短編『ちはやふる 繋ぐ』、そして現在公開中の『結び』を鑑賞。

以下、過去作の感想。本題ではないので雑感。

上の句


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主人公 綾瀬 千早(広瀬 すず)

(★★★☆3/4)

良作。僕は原作漫画準拠が強いと思われるアニメ版を鑑賞済みなんだが、この映画は上手く丁寧に纏められている印象(これはシリーズ全体に言える)

いわゆる”邦画のダメなとこ”と揶揄されるような要素・演出もあるが、目を瞑れるようなレベルには面白い。

あと、キャラクターと役者の魅力に圧倒される。これだけでシリーズを観ようとなる。

しかし、どこか心に刺さるものがないのが確か。

下の句 

 
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左から真島 太一(野村 周平)、綾瀬 千早(広瀬 すず)、綿谷 新(新田 真剣佑)、若宮 詩暢(しのぶ)(松岡 茉優)

(★★★★4/4)

心に刺さるのは、この傑作だった。声出して泣いた。

"一人のかるた"の美学をもつ、クイーン・若宮しのぶを演じる松岡茉優はシニカルと説得力の塊。瑞沢かるた部の団体戦で千早が広げた"みんなのかるた"を目の当たりにする新を演じる真剣佑の涙は一級品。

そして主人公・千早を演じる広瀬すずの後ろ姿は「ちはやふる」....

傑作。声出して泣いた。

繋ぐ

『結び』のための短いスピンオフドラマ。観ておいてよかった!となるシーンがありました。鑑賞後でも、観ておいてはいかがでしょう。

 

そして

ちはやふる -結び-

 

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(★★★☆3/4)

優秀作、って感じですかね。ちょっとノリ切れず、残念。

理由は「好き嫌い」の域だとわかっております。

「新入部員2人がどうも気に食わない」とか、「そもそも太一にノリ切れない」とか、評論みたいなものでも何もないんですよ。好き嫌い。

新くんと、しのぶちゃんの、かるた超人ペア好き好きマンこと、僕にはフラットな批評なんぞ出来ないんです。

 

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かるた超人 綿矢 新


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 かるた超人 若宮 詩暢

 

あと、最大の不満というか、駄々コネをさせてください。

ラストのクイーン名人決定戦は実写で観たかったんですけど!!!!!!!!!!!!

これなんだよぉ....。ほんと、クライマックスの闘いは、これを持ってきて欲しかった。下の句がどハマリで“フォーーーーーーーー”ってなった身としては。

 

しのぶv千早、新v太一....。かるた超人3人と、のし上がってきた努力の1人。これでもう、太一のシリーズを通して成長、周防名人と過ごした時間による成長がわかるじゃないですか。

下の句ラスト映像では新がそれを優しい笑顔で迎え撃つ、「3人でまたかるたやろうや。」が叶う、笑みが溢れる、最高じゃないですかあ!観たかったなあ。

 

しのぶv千早も、下の句の「いつ....いつや....?」千早「....クイーン戦で!」の最高の流れを最大限に回収してカタルシスに乗せてって欲しかったんですよ!!!しのぶちゃんにもっとかるたして欲しかったんですよ!!!

 

で、ここでね「一応かるた取ってたじゃん?」って?

アニメ演出でなぁ!!!!!

この映画では、キャラクターの魅力と演者の魅力とが本当に化学反応としか形容できない感じで魅力溢れてて、それなのにアニメでって!!!!!ちょっとさぁ!!!!!

 

で、まあ、落ち着いて考えると、あの古風アニメは「永く伝わる」ことを表してるじゃないですか、なので「この闘いも、想いも、千年先に残るぜ!」ってことなんでしょうけど、うーん....やっぱり演者は実写で繰り広げてほしかったし、欲を言うなら、クライマックスの闘いはクイーン名人決定戦が良かったなぁ....。

 

要するに、『結び』で観たかったのはこの試合でしたが観れませんでした。ってだけの話です。

 

 

だから、都大会優勝決定戦の流れを、全国大会団体戦に持っていけば良かったんじゃないかなあ、って。思ったりもします。

じゃあ、疲れたんで良かった点の雑感

  • 今作も持続、演者の魅力
  • かなちゃんの眼差しポジション
  • 準クイーン・伊織のナメんなよ感
  • 一作目より良センスのユーモア。「ごめん好きな人おる」、を繰り返しながらクドくなくやれたの凄いよ。

 
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ドライでいい関係。綿谷 新(左)と、その後輩で準クイーン・我妻 伊織(右・清原 伽耶

 

文句だけみたいに思うかもしれないけど、『ちはやふる』三部作、めちゃくちゃ好きなシリーズになりましたからね!だから色々言ってるんですよ!僕は全部好き!好きや、ちはやふる

 

あと、大事なこと、映画『ちはやふる』三部作総括。

ちはやふる -結び-』鑑賞後、「もうアイツらには会えないのか....」という感情でこの記事を書いています。この感情を生み出している時点で、最高ですよね。青春を描く物語を観終えた最後に残る、この感情が、本当に好きなんで、『ちはやふる』、いいですよ....ほんと....。

 

以上、支離滅裂な好候でした。

ちはやふる、最高!!!!!!!