最近観た映画
どうも、好候です。
COVID-19流行による政府の自粛要請を無視して観た映画の感想をまとめます。
映画館での鑑賞作品(2020年公開作品)
パラサイト 半地下の家族☆3
アカデミー作品賞も納得の面白さと痛快のキレ味でした。俳優陣の演技もよかった。三幕目の見せ場で気候危機による貧富の格差(気候正義)を描いたのも2019年らしい。階級闘争せねば...。
ナイブズ・アウト☆4
ライアン・ジョンソンよくやった!僕好みな映画だった。少々トロい感じもせんでもないが(軽自動車のカーチェイスの悪質なトロさたるや)、全てはラストの真相解明シーン。移民看護師の存在肯定...ボロボロ泣いてしまった。アナ=デ=アルマスの名演は勿論、俳優陣の演技もキャラも光ってた。
ミッドサマー☆2
高品質の不愉快を浴びる2時間40分。よくできてるけどね、好きじゃないんですよ。こちとら博愛精神で映画を観るような人間なんで。主人公のドラマもノレなかった。ただ最高のウィル・ポールターが出てるので☆2。ウィル・ポールター好きだなあ。
家族を想うとき☆3
世知辛い。ヨドバシ・ドット・コムの配達員の皆様お疲れ様です。全部が全部わるい方向にいったわけじゃないのに、家族で同じ時間を過ごせたのに、あの結末ってのがね。階級闘争せねば...。
ジョジョ・ラビット☆4
いい映画!ちょっと危ういけど、人の善性を描いたいい映画。That's 博愛精神!だがジョジョの身に起こることといえば中々惨い。戦時ファシズム下で、逞しく、正気を保つことが私はできるだろうか、と戦争映画を観て何度も考える。
1917☆3
面白い映画でした。さながらライドアトラクション。ちょっと感想が思いつかないけど面白いんですよ!
ジュディ 虹の彼方に☆2
いい映画。だけど人生の酸いも甘いもまだまだ経験不足なわたくしが偉そうに評価できそうにないので....。何十年後かにふと思い出しそうな一作。
DVDでの鑑賞作品
ゾンビ・アイランド☆3
エマ・ストーンがかわいい。飄々としている映画は好き。
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語☆3
友人にプッシュされたTVシリーズの後に鑑賞。結構TVシリーズの結末(まどかの博愛精神!)に納得していたので、ほむらのこの展開には飲み込みづらいところがある。ただし愛という悪魔的対立項を出してきたのは面白いのに変わりはない。
ロッキー☆2
『クリード』を観ておきながら原典を鑑賞していなかったので。どうしても往年の名作は勉強半分になってしまうが、よかった。
日本のいちばん長い日☆3
おもしろいなあ!『シン・ゴジラ』を観ておきながら原典を鑑賞していなかったので。国体、天皇制、軍部、戦争責任、戦後民主主義について明らかに勉強不足なので大学生の内に考えるテーマのひとつにしたいと確認。極右の人はこれをどう見るんだろうか、とか疑念に想いながら。後半の近衛兵のクーデタ未遂はひやひやしながら楽しめましたしファシズムの狂気に慄いたものですが、「戦争で命を落とすものだと思っていたら突然国から敗戦を知らされた」という岡本喜八の実体験があると聞くと得も言われぬ感情に変わる。巧く言語化できないが、このような全体主義、国家主義体制が二度と台頭することが無いよう、自他を律せねばならないな、と。
パディントン☆4
大好き!ユーモアセンスが僕にドハマり。パディントンを通じた家族の再生の物語も泣ける。笑って泣くのが大好きなんですよ!敵役も好きです。
パディントン2☆1
予定調和なファミリームービーって感じがしちゃってダメでした。指のタトゥーが逆!のギャグは好き。
時をかける少女☆4
奇妙な気持ちがまだ残っています。好きです。
E.T.☆2
80年代ですねーはいはいという反抗心。自転車が空を翔けるシーンで涙するというウワサは「真」であった。
東京物語☆3
大学生たる者、小津映画を観るべし!という偏見のもと鑑賞。最初はどういう話なんだ?親戚づきあいのヤダみ批判か?と思ったら、原節子に泣かされた。自分の"生"活だけに気をとられた東京人の息子・娘、それと対称的に紀子は太平洋戦争で亡くした夫の"死"に引き摺られ引き摺られている。だから老夫婦を気にかけてしまうんだろうな。大阪の祖父母に会いたいよー!
HIP-HOPが好き、と言うからには観ておきたかった映画。作中の熱気と裏腹なスパイク・リーの冷徹な視点。公開当時の反応、日本のラッパーがどう受容したのかが気になる。古雑誌をディグりたい。
英国王のスピーチ☆2
ヒトラーとスピーチで対峙するってクライマックスがいいですね。
フォーカス☆2
マーゴット・ロビーの力。馬鹿っぽい話でよかったです。
オーシャンズ8☆2
いい味わいの映画でした。あんま覚えてないな。アン・ハサウェイが美しいし、まさかの転身だった。
トレーニング・デイ☆3
アントワン・フークア×デンゼル・ワシントン最高。正しいことをやった奴が、家に帰るラスト。観ていて気持ちいい。
エマ・ストーンはよいな。か細い声のゴズリングとのカップリングはLALALANDより好きだったかもしれない。これも正しいことをやったジョシュ・ブローリンが打ち勝つラストの決闘。熱い。
エイリアン☆3
怖いの嫌なんですけど、おもしろかった。内田樹『映画の構造分析』の通りの性的なメタファーよ。シガ二―・ウィーバーも美しい。
パッセンジャー☆3
『エイリアン』の密室宇宙船つながり。僕このシチュエーション好き!と公開当時から思ってたのでようやく鑑賞。しかししかし、予想外の倫理的葛藤を第1幕でぶつけるまさかの映画だった。もっと掘り下げてくれ!の気持もありつつの後半だったけど。まあ楽しかったので良し。ローレンス・フィッシュバーンが出ているので好き。
ルーム☆2
『パッセンジャー』の密室つながり。ブリー・ラーソン、よい。私と世界、についてぼんやり考えていたのでフィット。