男子の枕中記

日記ブログです。映画と本の話をすると思います。

11/27-12/27の記録:リチャード・ジュエル、佐々木、イン、マイマイン、ワンダーウーマン1984、ソウルフル・ワールドの感想など

最期の振り返りから一カ月も経ってしまった。

11月27日、マンダロリアンのアソーカ登場回だったみたいだ。
28日、清田隆之『さよなら、俺たち』を購入。フェミニズムを受容した男性による自己省察のエッセイ。こういう本がもっと増えてほしい。

 

12月1日、大学図書館へ向かったところ、入構予約日を一日勘違いしていた。帰りに川上未映子『ヘヴン』を購入。いじめ側のアンモラルで、力一元論的な言説とどう対峙するのか。作中のコジマはキリストよろしく(?)"弱さ"をもって立ち向かったが、それでは上手くいかない気がする(ニーチェ的な意味で?しかし奴隷道徳批判がいいとは思わない)私は今、力に興味がある。
12月2日、文化人類学の授業でリアぺを褒められた。「文章の上手さでいえばピカイチですね。雑誌の評論に載っけられそうな。一年生でこれだけ書ける人もいるということで、皆さんも読んでみてください」と言われてめちゃくちゃ嬉しかった。けど「雑誌の評論」なのでアカデミズム的な評価ではないんだよな、とちょっと悲しかった。
 午後は大学図書館へ。4冊借りたのだが結局2冊は読まずに返した。しばらく放っていてしまった森岡正博『生まれてこないほうが良かったのか?』を読み終わった。東洋思想というのに手が伸びなくてさ......でもアートマンはちょっと面白そうだ。あとそもそも反出生主義に興味があったわけじゃなかったなと。でも永井の独在論の議論を踏まえて人生の哲学をしようとする試みというのは興味深いし得られるものがありそう。続編も読もう。
12月3日、『この世界の片隅に』を観た。繊細な描写の数々を咀嚼する集中力が無い状態で鑑賞してしまった。

12月4日、『エイリアン3』を観たが何も覚えていない。ゲンロンで配信された東浩紀×國分功一郎の対談動画を視聴。動物化する大衆にどういうシステムをデザインするかという「エンジニア的」な00年代の東の議論にはあまり乗り気ではない。私はそこに官僚・エリート主義を感じ取ってしまう。しかし、ここで東が唱えていた悪の愚かさ、動物的な悪という概念や分析はかなり面白いと思った。
12月6日、『ズートピア』と『ほしのこえ』を観て、『天気の子』を劇場以来観直した。時間の差が新海監督のモチーフなんですね。『天気の子』はラストの「大丈夫」がどういう意味なのかがまだ飲み込めていない。新海誠の次回作が楽しみだな...。


12月10日、高橋ヨシキ、てらさわホーク『ヨシキ×ホークのファッキン・ムービー・トーク!』と岸政彦『100分de名著 ブルデュー ディスタンクシオン』を購入。Twitterのオタクはもっと文化資本の話をしろ。一部からは決定論じゃないんだから変に衝撃を受けなくても...という声もあるが、趣味をキラキラしているものとする風潮をもっと相対化してもいいだろう。
 晩には『リチャード・ジュエル』を観た。サム・ロックウェルが驚くほどナイスガイだ。家宅捜索後の口論でのポール・ウォルター・ハウゼンの演技も良かった。最後の取調べでのふるまいも素晴らしい。イーストウッド作品、物語は淡白だけど、しっかーり観客の心を引っかけるシーンや演出がある。そこを愛でるのがオツだ。しかし新聞記者の脚色はどうかと思うぞ、マジで。

12月11日、大学図書館へ。5冊借りたのだがまだ2冊しか読み終えてない。自室が凍えるほど寒かったのでデスク下にパネルヒーターを導入した。あったかい。
 シャニマスのクリスマスシナリオイベント「明るい部屋」が発表された。すごいコミュだった。思い返すとはづきさんのメインプロットと色々なサブプロットと越境要素が入り組んでいて複雑なコミュだった。Pが女性と二人でいるところを目撃された騒動で三峰が沈黙を保っていたのが面白かった。彼女はどういう表情をしていたんだろうか。これきっかけでバルトの写真論に関する本を読みました。現象学は元より興味があったので普通に面白かった。

12月12日、『シンドラーのリスト』を観た。想像を絶するユダヤ人の窮状よりも、全能感に酔いしれ暴力を働くナチ側に心を動かされてしまったな.....。やはり自分には権威主義的で安心して日和見したいという気分があるのだなと自覚する。
12月13日、ほうじ茶が美味しいカフェに行った。

12月14日、トイカメラを購入した。LIL J『HARLEM feat. Lifeless』を聴いた。凄くいい。ヒップホップ特有のミソジニー/マッチョなリリックはどうかと思う。しかしだ、この曲はとても面白い。ヴァースはドスが効いた低音とウィスパーボイス、だけどフックはD.Oライクなハイトーンだなんて最高じゃないですか?しかもこのフックが聴いてて楽しい。他の曲もいくつか聞いたけどLIL Jはなかなかの腕前のフック職人なんじゃなかろうか。

12月15日、『佐々木、イン、マイマイン』を観た。予告を観て「あー、すごい変な空気感を漂わせた邦画が公開されるんだなー」と思っていた所アトロクで映画評をやるというので鑑賞。
 全体として好きかは分からないけど、カラオケのシーンが良かった。女性に対するファンタジーじゃない?と思わないでもないけども。明け方のカラオケの遠景ショット、「また」のやりとり、別れてから笑いがこみ上げてくる苗村のカット、一連の流れすべて心に残るシーン。佐々木が美術部だったり文庫本貸してたり文化系の風も漂わせてるのも良かった、佐々木がただのバカ騒ぎする男じゃないことを私たち観客は知っているのだ。この映画の佐々木へのまなざしは匿名ラジオの「親友」のコーナーを彷彿とさせる。あと、佐々木のパチンコ友達が中学の同級生の"DQN"的な人に凄く似ていた。なんなら佐々木にも似ている感じの人がいて、そのDQN的な人と仲良かったな...。

12月16日、ユリイカ9月号『女オタクの現在──推しとわたし』を今になって購入。オタクとジェンダーに興味があるので、おもしろい。しかし男オタクもジェンダーの話をしなければいけないのだよ。BRUTUS読書特集も買った。
12月18日、マンダロリアンs2最終回、編集のテンポとかショットの代わり映えの無さで普通に出来が不満だった。みんな絶賛だったけど。あの時期の「あの人」ってバトルフロントで既に描かれてたんじゃないの?出し方とかは続三部作のノリと同じだと思うんだけどな......。旧三部作の熱心なファンじゃないからかな。
 『初恋』を観た。主人公カップル2人よりもヤクザの抗争、特に染谷将太の方が面白いじゃねえか!とか思っちゃった。でも、一人のボクサーが勝利のガッツポーズを取れるようになるまでの物語なんだ!っていうラストは美しかったな。

12月19日、漫画喫茶へ行って機動警察パトレイバー『東京喰種』を読んだ。パトレイバーはシーンとシーンのつなげ方の演出がイカしてる。東京喰種も、最初は読むのキツイかも...とか思ったんだけど読むうちに上手くなって問題なく楽しんだ。あたりの前のことなのだが、漫画家は連載中に漫画の技術が上達する。このことを忘れていた。『:re』も途中まで読んだ。身体と心の性自認に違和がある六月が、捜査でドレスを着た時に男性から受ける視線を恐れる描写があって、作者は女性かな?と思ったら男性だった。うーん私の中のジェンダーバイアスよ。

12月20日ワンダーウーマン1984を観た。思想的には私好み。メッセージが強く打ち出されるクライマックス周りに感動を覚えた。TVと映画のメディア論的差異を感じ取れ!と言わんばかりのガル・ガドットの顔が目に焼き付いている。何より惹かれたのは悪役マックスの造詣とペドロ・パスカルの演技だったが。批判的な意見も数多く見られるように全体として良い作品ではないが、クライマックスのペドロ・パスカルが抜群に光ってたから好きな作品だ。今のBLMに賛同する左傾化する?)若者たちにはこれくらいの資本主義批判がマーケティング的にも良いっていう判断なのかな。ビッグバジェットフランチャイズ映画がよく言うよ......と思う気持ちと、素直にそのメッセージ受け取ったり!という気持ちとで分裂してしまう。

12月21日、友人と電話。「なんかいつもより楽しそうじゃない?」と言われた、実際嬉しかったので。
12月22日、『悪人伝』を観た。遵法精神溢れるクライマックスの決着と極悪非道なラストの落とし方と網越しの笑みが最高。モラルの高さを維持したまま終わりを迎えてもそれはそれで面白い作品になり得ただろうけど、「こんな奴に人権があるかよ!」と狼藉をはたらいた裁判をターニングポイントにしてアンモラルな空気を残したのは任侠モノとして筋が通ってて気持ちがいい。
12月24日、伊藤亜紗『手の倫理』とイアン・ワトスンオルガスマシン』を購入。まだ読み終えてないです。
12月25日、『ブルータル・ジャスティス』、『透明人間』を観た。年間ベスト駆け込み枠...。どっちも面白かった。
12月27日、『ソウルフル・ワールド』を観た。NYの街並みを写す美麗な各カットと「一瞬一瞬を大切に生きろ」というメッセージ、映像とテーマの一致があった。あと高次元思念体のジェリーとテリーの光文社古典新訳文庫みたいなデザインも好きだ。出生の準備・人生のきらめきと目的の倒錯というテーマは反出生主義とmeaning of lifeの議論と接続したくなってしまう。「人の"sparks"は人生の目的じゃないよ、人間というものは単純ですね...」最高だと思う。

 

以上、過去一カ月の振り返り日記でした。

 

 

ランダムワード雑記

単語が無限に流れてくるサイトから目に入ったワードをピックアップするやつ。恐山のnoteのパクリです。

 

観葉植物

 家には多肉植物がいくつかある。もっぱら母が面倒を見ている。私が小学校低学年のころから多肉植物をわが家にお迎えしていると思う。でも2011年の震災で放射能が怖くなってしばらくやめた、みたいなことを言ってた気がする。
 それとは別に、リビングの隅に人工の木が置いてあった時期もあった。1m50cm以上はあった。埃をかぶるわ、棚の前に会って邪魔だわ、人工のくせに葉っぱが落ちるわで、いいことは何一つ無かった。いつの間にか処分されていたのも仕方があるまい。

 

電子辞書

 中学のときは持ってた。学校のオーソリティからも使用は認められていたが、英語や国語以外にいじってたら疑いの目をかけられる空気があった。なんせ少年少女は電子辞書で遊ぶからね。英語の発音例やクラシックの音源を流したり、メモ機能でお絵かきしたり、下品な単語を調べたり......。
 私もそうやって悠々自適な電子辞書ライフを過ごしていたのだが(電子辞書に熱中して先生に注意された記憶もある)、なんということだろう、失くしてしまった。落とし物BOXにも届いていなかった。安いものじゃないのになぁ。盗られたんだろうか。今や知る由もない。

 

豆腐メンタル

 「豆腐メンタル」という言葉、豆腐は崩れたら不可逆なものだからあまり精神の比喩として上手くいってないんじゃなかろうか。あ、崩れるどうこうじゃなくて、グラグラ揺れることのメタファーか?にしても「言い得て妙!」的な納得感より「豆腐」というおもしろワードで覇権を握った感じが拭えない。
 私は豆腐メンタルじゃない気がする。あまりつらい思いをしたことが無いからかもしれないけど、メンタルが揺れたり崩れたりはしない。ストレスがあるとメンタルがキューーーシューーーと圧で縮んでいく感じだ。

 

ちんすこう

 沖縄への修学旅行を前に、家庭科学習でちんすこうを手作りした。その名前に心を躍らせた一部の男子が、性器を模した形のちんすこうを焼き上げていた。その自由さはよろしいと思う。自由な行為によってしか自由は謳歌できないから。
 でも、あえて、食べ物で遊んではならない、しかも下ネタともなれば尚更である!というモラリスト的な回答を取りたい。

 

絶世の美女

 小野小町も当時の美的センスでいう「美女」なのであって......みたいな相対化がよく言われる気がする。でも、その相対主義のなかにも、美を価値として認めているという点に変わりはないともいえる。
 でも待てよ、「美」という語の使用に「価値がある」が含まれているのではないか?「価値が認められないが美であるもの」はあり得るだろうか。あり得ない気がする。
 あと、絶世の美男がないことも問題ですね。やっぱり女性を客体化して好き勝手に価値を決めてきたのは男性の側だったのだ。それだから、男性側が勝手にやってきた権力構造の変化とかで、"女性の美醜"を決める"美的センス"なるものも過去と現在で異なるんだろうか。

 

以上です。11月末から12月末までの振り返り日記を年内までにアップしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

11/9-11/26の記録:散歩する侵略者、羅小黒戦記、ウィーアーリトルゾンビーズの感想など

17日間の振り返り、いきます。

前回は三峰結華にうなされていたが、この二週間はちょっとマシになったか?しかし深く関連した別の問題も浮かび上がってきた(というか長い間思い悩んできたトピックであったが)ので要チェケラ!

 

9日、散歩する侵略者を観た。けっこう好き。黒沢清作品、はじめてなもんで......。終始ちょけたテンションも、クライマックスのラブホテルでの概念のやりとりも、素晴らしいです。GPSでつけられてたことが発覚した長谷川博己の「くそーっ!ひっかかったーっ!」で笑いました。

10日、『羅小黒戦記』を観た。面白い。能力アクションの激しさと対照的なキャラデザの線のシンプル・太さが好みでした。少しずつYouTubeの方のWebアニメも現在更新話まで全部観ました。ビデュウがぎゃんかわです。
 シャニマスP-SSR【雨に祝福】三峰結華が登場。一回目10連で出ました。Trueまで、いいコミュでした......。何度も見返さないとな。

12日、『わたしを離さないで』を観た。三角関係とかはあまりフォーカスしなくていいのでは?と思ったが、まあ難しいものかなと思った。癇癪を起こしたトミーに近づいていくキャシーの背中をカメラが追うというのはわたしもカメラマンだったらそう撮るな、と思ってたところだったのでちょっと嬉しい。あと原作の方でもコテージ期が好きだったので映像になっていたのが素直に嬉しい。

14日『クリーピー 偽りの隣人』を観た。おもしろ~。
グッバイ、レーニン!』を観た。主人公のパートナーの看護師が麗しかったことしか印象に残っていない...?まさにグッバイ、レーニン!するシーンはタイトルになるだけあってかなりエモーショナル高ぶる瞬間だったな。
シックス・センス』を観た。実は○○○○・○○○○は○○になっていたという件は知ったうえで初鑑賞。えー、ネタバレを受けていなかったらもっと楽しめたと思います!

17日、グローバル・ヒストリーのZoomセミナーを視聴。國分功一郎が質問者として席するというので。自分たちが英語にどんどん参入していかないといけない、ハーレントが『全体主義の起源』執筆時に時系列順に必ずしも縛られなかったのは因果関係を見出して歴史的必然性をもたらすことを避けるためだったというお話をされていた。

19日、新しいコートが届いた。グレーのダブルブレスト、よい。

20日、『インディペンデンス・デイ』を観た。オモコロのオードブル食べ食べ委員会で、バーミヤンのトレイ容器が当作品でたとえツッコミされてたのを見て、そういえば観てなかったな、と。面白かった。

21日、『シュガーラッシュ:オンライン』を観た。有害な男性性脱却とディズニープリンセス再解釈。GTA的ミュージカルシーンがよかった。見て、私、韻を踏んでいる!というメタネタ好き。
 『歩いても歩いても』を観た。是枝裕和という気分だったので。物凄く帰省気分を味わった。来年の夏もコロナは続いてるだろうから、お盆は各々この映画を観て帰省をすませればいいんじゃないかな。家父長制とか長男期待、そういうお話でもありました。
 オモコロ×カプリティオコラボ動画。下品かつ意味不明なネタでめちゃくちゃに笑った。最高。

22日『ウィーアーリトルゾンビーズを観た。けっこう好き。趣向の凝らしたとはこのことを言うのだと言わんばかりのサービス精神あふるる演出の数々。しかも2時間、しかも生の肯定の物語をきちっとまとめてみせる手腕!
 しかし、私はあのラストは好かんぞ......(呪詛)(ジョーカーの時も言ってた)
 あと、中島セナがめちゃくちゃ、めちゃくちゃ素晴らしいだけに、2回挟まれる女性表象ステレオタイプ揶揄ネタが上手くいってるの?これ?とめちゃくちゃモヤッた。もしかしたら受け取り手である私だけの問題かもしれない。ただ単に、男性である私がいま女性表象に関する問題に実存的な思いを抱えてるからめちゃくちゃモヤッたのかもしれなくて、作品は出来も価値観も文句なしです。

23日、マクドナルドで読書。のち、友人と久しぶりに電話
キュビズムプレゼン振り返り/バイト先にと目星をつけたカフェ/ノンアルコールビール/女性表象/コスース

24日、『エイリアン2』を観た。私も呆れる戦う聖母信仰。

 

で、課題に追われて今に至るという感じですかね。読書も着々と進めています。対話篇のほうでネタだししたいのでここでは出し渋っとこうかな。

まあ、今の関心事は女性表象ですね。どちらかというと、どう向き合っていけばいいですか?という疑問。のうのうとシャニマスをやって、三峰結華......と想いを馳せるだけでなく、私の態度をどうにかして形作りたい。次は男性学の本を読もうと思う。

それでは。

 

 

 

近況報告、9月18日~11月8日の埋め合わせ

どうも、またずっと日が開いてしまいました。日曜日、家に居て暇なのでキーボードの上で指の体操がてら近況報告記事を書いてます。

 

9月後半

涼宮ハルヒの憂鬱を観た。しかし一期の時系列シャッフル順でしか観ていない。なのでかの有名なエンドレス・エイトとやらを現時点で観られていないし、映画も観られていない。年内には観よう。

中学時代の友人とカラオケに行った。徹夜カラオケだ。焦らしに焦らしてマイクを握って『B-BOYイズム』を歌ったらウケた。翌日はみなでスーパー銭湯に行った。露天のベンチに腰掛けてボーっとしたり、休憩スペースのロッキングチェアで音楽を聴きながら眠りこけたりするのが、風呂よりも楽しかった。夕食はラーメン屋だったのだが、みんなには不評だった。私には善し悪しがよく分からなかった。

話題作『TENET』を観た。逆行よりも「起きたことが起きたことだ、それを受け入れろ」精神が好きだ。場面場面で起きている事が映画の全てです、というのは個人的に思う映画らしさだ。典型的なのでいえば夢オチとか、『JOKER』ラストのもしや妄想かな?とかのがっかり感が私は苦手。これぜーんぶ起きた事!っていうのが良い。それと、デビッキはIMAXカメラ画角に映えるから選ばれたものだと思っている。

シャニマスの『ストーリーストーリー』『天塵』などを観た。

あと、大学授業の秋学期が始まりました。

 

10月前半

はじめてシャニマスに課金した。欲しかった【NOT≠EQUAL】三峰結華は出ませんでした。道のりは険しい。課金するならふた月に一回くらいかな...?

家からお台場まで長い長い散歩月ノ美兎シャニマス実況:黛冬優子回を聴きながら、3時間弱歩き続けた。三峰結華さんに想いを馳せながらレインボーブリッジ、お台場海浜公園を歩いたのはとても楽しかった。

その3日後、今度は日本橋から東京タワーまで散歩。空前の散歩ブーム。エレベーターの前まで来たところで「...やっぱり階段で登っていいですか?」と心をかえる迷惑をはたらいてしまった(ちゃんと対応してくれてありがとうございます...)展望台の夜景を観ながら三峰結華さんに想いを馳せていました。

その4日後、初めて大学図書館へ赴いた。鷲田清一『〈ひと〉の現象学』で引用されていて面白そうだったロラン・バルト『恋愛のディスクール・断章』を借りた。勿論、三峰結華さんに想いを馳せながら読んでいた。この気持ち悪さとバランスをとるために森岡正博『感じない男』も借りた。学術的に確かか?と疑問はないでもないが興味深く読んだし、本で書かれてある問題をおおむね共有できた。

名曲『Our Lives』に出会った。私的2020年ベストチューンになりえるぞ、この曲......。

 

10月後半

猿の惑星』シーザー三部作を鑑賞。『2001年宇宙の旅』の人類の夜明けパートといい、発展途上の猿を観るのは好きだ。すっかり社会を形成していたり派手な絵面が魅力的だったりする2作目が特に好き。

10月も中学時代の友人と、串カツ屋でお食事。私以外アルコールを飲んでやがる。その後は友人のお宅でクイズを出したり、寝たり。翌日は授業があったので私は朝の内に離脱。

誕生日を迎える。

Netflixドラマ『クイーンズ・ギャンビット』を鑑賞。アニャ・テイラー=ジョイは演技がうまくて画面に映えるお顔をお持ちの演者さんでらっしゃいますね...,,,。ますます好きになった。髭を蓄えた眼鏡の恰幅のいいロシアの男性チェス選手もいいキャラクターしてて印象に残っている。ラストの展開はドラッグ・酒まみれの主人公の映画にしては王道な盛り上げ方をしていて、私好みだった。もっとどうしようもない結末を迎えるものとばかり思っていた。ハリー・メリングもいい役演じてましたね。

あと原作・アニメ未見のまま鬼滅の刃 無限列車編』を観た。悪くは無いんだと思う。シリーズの文脈以外のところを褒めるしかないので、太陽に超自然的な意味が持たされているのは感動的だった、とかしか言えない。あと、「編」でなく「篇」の方がカッコいいと思う。

認識論と存在論のつながりについて疑問が生じた。再び大学図書館へ。

 

11月前半(~8日まで)

新しい眼鏡を手に入れた。まん丸眼鏡だ。その日の気分で2つの眼鏡を選べるようになった。これは三峰結華さんのスタイルを真似たものです。

再び大学図書館へ。認識論、存在論に関して現象学がよさげだと思ったので関連書籍を2冊ほど借りた。まだ読んでいない。三峰結華さんのことばかりなのでバランスをとるために上野千鶴子『女ぎらい ニッポンのミソジニー』を借りた。バランス、バランス。

新宿御苑を訪れた。雨に降られながら『言の葉の庭』に想いを馳せた。帰りにL'Antica『FR@GMENT WING 03』を購入した。

 

以上、こんなもんでしょうか。

政治的には、大阪「都構想」否決、民主党バイデン当選など、私にとって喜ばしいニュースが続いていますね。

お気づきの通り、目下私の興味関心は三峰結華さんに集中しています。いずれ三峰結華さんについて記事を書きたいなと思っています。うまくいくといいな。皆さんも記事が出来上がることを祈っていてくださいね。

それでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020-09-17 先週末振り返り・入浴中の〈私〉・マクドナルド

久々だけど、早く映画が見たいので雑日記。

 9月13日の晩から15日の午前まで、中学の同級生と遊んでいた。私以外飲酒したり、電話かけまくったり、銭湯行ったり、Fall Guys遊ばせてもらったり、焼肉いただいたり、車で静岡行ったり、洞窟に行ったり、駅まで走ったり、モスバーガーで時間潰したり、さわやかハンバーグを食べたり、銭湯行ったり、金欠になったりした。

 正直、車を物凄く飛ばして、知らない音楽をブンブン聞きながらのドライブは、楽しさ100%という感じではなかった。私はめちゃくちゃビビっていた。正当性のあるビビりだと信じたい。Teriyaki Boysの曲がかかっている時は、これはこれで事故って死んでもいいかもな、と暫時思ったが、『ワイルド・スピード』というより『アメリカン・グラフィティ』だから死んでしまったら滅茶苦茶ださいな、と思い直した。

 ただ、オーディオ空間としてだけ車が欲しいな、と思った。

 二度、銭湯に入ったのだが、二度とも「中野梓、あるいはそれに類する美少女キャラクターになりたい......」という衝動に駆られた。これは私の裸眼での視力がかなり弱いからだと思われる。入浴中、眼鏡をはずした私は、いつも通り周りを視認することが出来ない。ただ、見られる(しかない)存在としての「中野梓(美少女キャラクター)」=「入浴中の私」。あと、実存の問題から解放されたいという事だとも思う。

16時起き、トーストとフォカッチャ。インターネットを観たり、本を読んだり。

18時頃、夕食。牛肉と人参を炒めたやつと、かき揚げ。

20時頃、散歩。隣町のマクドナルドへ読書。

23時頃、帰宅、風呂。

2020-09-11 最近・大学・『ファンタスティック・ビースト』

10時に起床。と言っても徹夜。RHYMESTERの客演曲を探してたりしていた。朝食はオムレツとトーストとカレーパン。

最近は『新世紀エヴァンゲリオン』を観たり、政治ドキュメンタリー映画『はりぼて』を観たり、漫画『けいおん!』を買ったり、髪を剃ったりしていました。

 

13時から、某大学で学科一年生が集まる催し。キャンパスに入るのは2月初めの入試以来、二回目。人と話すのはとても苦手だ。オールのテンション、判断力の低下に頼った。お話を聴き、キャンパスを見て回り、「自由」についてディスカッションをした。

17時頃、帰宅。アイスを食べて、寝た、22時頃、起床。夕食、フライとチャプチェ。おいしかった、お風呂、ミント系の洗顔フォームを塗りたくるのが愉しい。

 

 『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』を鑑賞。あまり面白くないな......。まだ二作目だが『ハリー・ポッター』シリーズの方が好きそうだ。魔法使い行政官たちとか、各地域の魔法世界とかもハマりそうなのだけどもハマらないなあ。とりあえず「ウィザーディング・ワールド」シリーズ映画を全制覇しました。次はヒッチコックとか観ようかな。

 寝ます。

 

2020-09-06 シャニマス・『新世紀エヴァンゲリオン』・『死の秘宝』

14時頃、起床。早朝までシャニマスをプレイしていた。園田千代子のファン感謝祭。ひさびさに三峰結華の発言で身悶えするのを経験した。最高。

昼食、すだちうどん。酸っぱさが美味しい。その後にあつまれどうぶつの森

 TVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』に手を出す。エモボーイの主人公だ。世代、年齢によってミサトさんがどう見えるか、ということなんだけど、まだ分からない。シンジが言っていたように子供っぽいと思う。引き続き『けいおん!』に思いを馳せつつ。

18時頃、夕食。お好み焼き、美味しかった。

 『ハリー・ポッター/死の秘宝 パート1』を鑑賞。ダイナーでの主人公三人の若者の危うい感じが良かった。宇多丸の映画評を聴いたり。

風呂に入って、『エヴァ』の続きを観たり、本を読んだり。寝ましょう。